毛の異常,爪の異常

毛が抜ける,爪 病気

毛・爪の異常
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 ★ 毛が抜ける

 ● 頭髪の一部が突然円形に抜ける
 これは円形脱毛症です。
 
 ● ふけと一緒に毛が抜ける
 これは粃糠性脱毛症といい、35歳前後の男性に多く見られます。

 ● 20〜30歳で脱毛が多く、しだいにはげてくる
 これは壮年脱毛症で、遺伝によるものが多いのですが、性ホルモンの異常でも起こります。
 
 ● 頭部の皮膚に異常があり脱毛する
 頭部のやけど、外傷、毛嚢炎、しらくも、梅毒などのあとに毛がはえなくなります。

 ● 神経性の原因で脱毛する
 ヒステリー、悲しみ、驚き、感動などで起こります。

 ● 全身的な病気が原因で脱毛する
 腸チフスなどの急性伝染病、パセドウ病などのホルモン異常、糖尿病などによるものです。
 
 ● 生理的な脱毛と病的な脱毛
 毛は毎日抜け変わりますが、その数は年齢によって違い、20〜30歳では1日約90本、50〜60歳では120本以上といわれています。これは生理的な抜け毛です。

 毎朝夕の抜けた毛を三日間集め、15センチ以上のものと以下のものとにより分けて、15センチ以下の短い毛が、全部の脱毛の三分の一以上あるときは病的です。ただし、毛の短い人の場合は、はさみの切り口のある毛と先のとがった自然の毛が四分の一〜五分の一以上ある場合は、病的な脱毛と考え、医師に相談すると良いでしょう。

 ★ その他の毛の異常

 ● 毛深い(多毛症)

 ふつう問題になるのは、女性の腕の外側、太もも、すねの毛などで、生まれつきの場合とホルモンの異常、脱毛剤、副腎ステロイドホルモン軟膏の乱用などから毛が濃くなる場合もあります。オキシドールで漂白すると目立たなくなりますが、永久的な方法としては、専門医による脱毛が最良です。

 ● 毛が生えない(無毛症)

 女性(男性ではまれ)の外陰部に終毛(幼児ではうぶげで思春期にかたい毛になるもの)が発生しない状態で、副腎皮質からの男性ホルモンが欠乏するために起こります。治療法としては、1日一回、男性ホルモンを含んだ軟膏を局所に塗ります。
 
 ● 若くて白髪になる
 メラニン色素がなにかの原因で減少または消失すると白髪になります。遺伝による場合が多いのですが、精神疲労や脳の酷使から起こることもあります。頭部に「しろなまず」があると、その部分の毛が白くなることがよくあります。

 ★ 爪の異常

 ● 色が変わる
 心臓に異常があると爪が紫色に変わります。また貧血などでは紅色がうすく、汚れたような色になります。

 ● 黒かっ色になりでこぼこになる
 爪白癬といって、爪に白癬菌が寄生する病気です。

 ● 横に走るみぞができる
 爪甲横溝症といい、しょうこう熱、リウマチ、梅毒のときに見られます。

 ● つめが縦に割れる
 爪甲縦裂症で、老人に多く、動脈硬化症が原因といわれます。湿疹や尋常性乾癬のある人、刺激の強い薬品を使用する人にも見られます。
 
 ● スプーンのような形に反り返る
 スプーン爪甲とか、さじ状爪といい、湿疹、皮膚炎など皮膚疾患のほか、十二指腸虫症、梅毒、バセドウ病の人などにみられます。
 
 ● 爪が柔らかくなる
 爪甲軟化症といい、洗たくやよく爪をかむ癖によるほか、リウマチのある人、汗かきの人などにも見られます。
 
 


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