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口の運動、あごの異常
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 ★ 口の運動の異常

 ● 口があかない、あきにくい
 開口時に痛みがあったり、こくんとお雑音を発するのは顎関節症でよくみられます。骨性または繊維性の額関節癒着症では、口がほとんどあきません。

 また、顎骨、特に下顎枝、顎関節、頭額骨の骨折のときにも、開口障害がおこります。智歯難生、智歯周囲炎、扁桃周囲炎、大臼歯部の歯槽骨炎・顎骨骨炎、耳下腺炎、顎部放線菌症など、顎関節周囲に炎症があるときにも見られますが、これらの場合には、ほかにそれぞれ、その病気特有の症状が見られます。

 そのほか、やけど、口内炎、壊疸性口内炎などが治癒したあとで、顎部の軟組織に瘢痕があるときにも口があきにくくなります。顎間接・下顎骨の腫瘍、あるいは、その部分の異物(たとえば外傷など)でも起こることがあります。

 ヒステリーやてんかんなどの神経性の原因でも、口があかないことがあります。

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 ● 口がふさがらない、かめない
 顎間接脱臼、顎骨骨折、弄歯癖、舌癖などにより上下の前歯がかみ合わない開咬、口唇の運動麻痺、顔面神経麻痺などがあるときにみられます。

 ★ あごの異常

 ● あごの形がおかしい
 顎裂(上顎前歯部の歯槽骨の破裂)は、みつくち(兎唇)または口蓋裂と合併して起こります。また、下顎前突症(受け口)、上顎前突症、小下顎症などに よって、顎の形がおかしくなることがあります。

 特に小下顎症では、顎ナシのような顔になります(鳥顔)。このほか末端肥大症、額骨骨折の不良癒着の後遺 症、顔面半側萎縮症などでも、顎の形が変わります。

 ● あごがはれる
 顎骨周囲炎や額骨骨折ではあごがはれますが、これらは、いずれも、虫歯や智歯周囲炎、外傷のあとの感染などによっておこります。顎部放射線菌症でもあご がはれます。これは経過の長い慢性炎症で、発熱や痛みを伴わないことが多く、開口障害が必ずあります。

 このほか、線維性骨異形成症や、顎骨のいろいろな嚢 胞によっても、あごがはれるばことがあります。

 ● あごの腫瘍
 良性腫瘍としては、腺腫、線維腫、骨腫、軟骨腫、粘膜腫、血管腫、リンパ管腫、歯に関係のあるものとしては、エナメル上皮腫、歯牙腫、歯原線維腫などがあり、悪性腫瘍としては、がん腫、肉腫などがあります。

 ● あごの関節が痛む
 これには顎関節炎、顎関節症、慢性関節リウマチによるものなどがあります。
 
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 病気を発見したりなおしたりするのはお医者さんですが、医師のいる病院へ行くかどうかを判断するのは自分自身。また、乳幼児がいる場合は親の責任です。それらを正しく判断できるようにするために、症状についての知識を持っておくことが必要となります。「症状でわかる病気」では身近に起こる症状を紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
 


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