目の異常,目の異常 結膜炎

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目の異常
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 目の異常とは、目そのものの異常と、見え方、ことに視力の異常があります。また、異常のように見えても本当に病気でない場合、あるいは悪くなるなることのないとか、見え方に関係のない異常もあります。

 しかし多くの場合は、ほうっておけないものですから、異常に気づいたら、早く眼科医の検査を受ける必要があります。

 さらに、目に異常があるときは、それは単に目だけの問題でなく、全身病の警報であることがあります。したがって、目の検査で全身病が発見されることがよくあります。

 ★ 視力が悪い

 ● 目がかすんでよく見えない
 この場合は、遠方も近くもよく見えず、かすみの中を通してみているように感じるものです。これは、結膜炎や角膜炎の場合に見られます。また、虹彩毛様体 炎や白内障のときもかすんで見えますが、これらの病気のときは、ほうっておくと失明の危険があるので早期の治療が必要です。

 ● 遠くは見えるが近くが見えにくい
 これは、老視のときによく起こることです。老視は、少し暗いところで新聞が読みにくくなるのが始まりです。

 ● 近くは見えるが遠くが見えにくい
 これは、たいてい近視、または近視性乱視です。
 
 ●
 暗くなると視力が悪くなる
 ふつうの人でも、暗ければ見えにくいのは当たり前ですが、これが特に強いのが夜盲症(とり目)です。ビタミンAが欠乏して起こる夜盲症(ビタミンA欠乏 症)は、現在はほとんど見られませんが、生まれつきの夜盲症である小口症、先天性夜盲性眼低白天症などは、ときにみらます。網膜色素変性症は、夜盲が小児 気に起こる遺伝性の病気で、ゆっくり進行し、50〜60歳代で失明します。

 ● 明るいとかえって見えにくくなる
 これは、初期の白内障、または視神経症などの場合です。

 ★ 視野が狭くなる

 ● 視野が狭くなり視力が衰える
 これは網膜色素変性症の場合で、とり目が進行しておこります。

 ● 視野の上部または下部がかける
 これは網膜はく離か、脳の病気のときに起こります。どちらも重い病気で、1日もほおっておいてはいけません。

 ● 視野の耳の側から欠ける
 脳の病気、ことに脳下垂体部の病気のときに、両眼に来ることが多いものです。

 ★ 目の中にものが見える

 ● 目の前を蚊やすすのようなものが飛ぶ
 小さいもの物が少し見えて、注意していても増えないときは心配ありませんが、急にあらわれてドンドンふえるときは、網膜はく離やぶどう膜炎のような重い病気の始まりですからたいへん危険です。

 ● 光源のまわりに虹が見える
 一番多いのは緑内障で、早期治療の必要があります。

 ● 目の中に光ったものが見える
 光視症といって網膜はく離の前ぶりであったり、動脈硬化のより網膜の中の血液の流れが妨げられるようなときの起こります。また、発作的に視野の一部にぎ ざぎざとした光ったものが見え、その部分ではものが見えず、しだいに移動して消えてしったあと、頭痛がしたり眠くなることがあります。これは閃輝性暗点と いって、脳の一部の血液の流れが一時的に悪くなるためと考えられていますが、べつに心配な病気ではありません。

 ★ ものが異常に見える

 ● 色の区別がつかない
 生まれつきのものは、いわゆる色盲で軽いものは日常生活では全く不便はなく、多くは検診などではじめて見つけられます。そのほか、網膜や視神経の病気のときに色の区別のつかなくなることがありますが、この場合は、視力も悪くなります。

 ● ものに色がついて見える
 黄色く見えるのは黄だんの場合で、赤、あるいは青く見えるのは、多くは精神的なもので、理由はよく分かっていません。

 ● ものが二重に見える
 片目だけで見て二重に見えるのは近視、遠視、乱視、初期の白内障など、両目で見て二重に見えるのは、眼を動かす筋肉、神経の故障の起こったとき、脳の病気や交通事故などによる頭や顔の強い打撲骨折などのときです。

 ● ものがゆがんだり小さく見えたりする
 このようなことがいちばんよく起こるのは、中心性網膜炎のときで、そのほかに、網膜はく離、ぶどう膜炎のときにも起こります。

 ★ 眼球の動きや形に異常がある

 ● 眼球が揺れる
 眼球しんとう症(眼球が律動的に揺れ動くこと眼振、または眼球しんとう症という)で、眼球が左右または上下に揺れるもの、回転性のものなどがあります。 眼科的なものはたいてい先天性で視力の悪い人が多く、よい治療方法はありませんが、薬や手術などでかなりよくなる場合があります。そのほか、耳の悪いため に起こるもの、脳の病気で起こるものなどがあります。

 ● 眼球がよく動かない
 眼球を動かす筋肉や神経に異常(先天性のもの、脳の病気や、頭の打撲、原因不明のものなどのよる)のある場合に起こります。両目で見るとものが二つに見えます。

 ● 眼球の向きが変わる
 これはいわゆる斜視で、片方の目の視線が見ようとするところに向かずに、そっぽを向いているのです。

 ● 眼球が飛び出している
 両目が同じように飛び出しているのはバセドウ病です。片目だけ飛び出るのは、多くは眼球の奥に炎症があったり、はれ物ができたりした場合か、蓄膿など鼻の病気のある場合です。

 ★ まぶたがはれる

  いつもはれぼったい
 これは病気ではなく体質的なものもありますが、まぶたの慢性の炎症や、甲状腺機能低下症の場合にも見られます。

 ● まぶたがむくむ
 腎炎やネフローゼ症候群などで腎臓の働きが悪いときにおこります。

 ● 赤くはれて痛む
 多くは、ものもらいです。たびたび繰り返してできるときは、糖尿病の疑いもあります。
 
  まぶたがはれてぐりぐりができる
 これは、霰粒腫(さんりゅうしゅ=まぶたの皮膚にアズキ大、ないしはそら豆大の盛り上がりができ、さわるとまぶたの中にかたいかたまりを触れる病気)のことが多いようです。ときに、がんが同じようにできることがあります。
 
 ★ 目が赤くなる

  まぶたが赤くなる
 まぶたのふちが赤くなるのはただれ目で、まぶた全体が赤くなるのは、湿疹またはものもらいなどです。点眼薬や化粧品などに対する過敏症で起こることもあります。

 ● 白目が赤くなり目やにや涙が出る
 これは結膜炎です。流行性角結膜炎の場合は、角膜に小さなぬくもりができて、目がかすむこともあります。伝染力が強いので、患者が出ると、またたくまに一家中結膜炎になることがあります。

 ● 白目と黒目の境が赤くなる
 これは角膜炎、虹彩炎、炎性緑内障などで、いずれも視力が悪くなる病気です。

 ● 白目が黄色くなる
 これは黄だんの場合に見られます。黄だんではものが黄色く見えることがあります。

 ★ 目にほしができる

  目を突いたあとにできる
 稲穂などで目を突いたり、工場などで小さな鉄片が目に飛びこんで角膜に小さな傷ができ、この傷から細菌が入ると、ふく行性角膜潰瘍を起こし、白っぽいほ しができて、ごろごろしたり、痛みがあったりします。視力も落ちて、時には一週間くらいで失明することもあります。特に、慢性涙嚢炎がある人に起こりやす いのです。

 ● 黒目にひとりでにほしができる
 これは、角膜炎でおこります。視力も悪くなれます。

  白目と黒目の左右に黄色のほしができる
 子供のときはなくて、おとなになるにつれてできるものですが、病気ではありません。

 ★ ひとみの色が変わる

  ひとみが白または灰色に濁る
 これは白内障で起こります。視力が悪く光線の強いところではまぶしくていっそう見えにくくなります。老人に多い病気ですが、糖尿病や外傷(打撲、刺傷、電撃症など)から白内障になることもあります。

 ● ひとみが黄白色に光る
 水晶体のもっと奥のほうに白く光ったものが見える病気には、乳幼児に起こる網膜こう腫(網膜芽細胞腫)という一種のがんがあります。早く適当な治療をしないと、生命の危険があります。また未熟児網膜症でもひとみが白く見えることがあります。

 ● ひとみが緑色になる
 緑内障のときには、ひとみが緑色がかって見えることがあります。視力が落ち、目や頭が痛むことがあります。急性にくるときには、白目が赤くなり、吐きけや嘔吐、頭痛がはげしく、胃腸や脳の病気と誤られることがあります。

 ★ 目が痛む

  目がごろごろして痛む
 目の中にごみが入ったときや、結膜炎あるいは、角膜に傷ができたときにおこります。たいてい白目が赤くなり、涙が出ます。

 ● 目を押すと痛む
 虹彩炎、角膜炎、強膜炎など、眼球のどこかに炎症がある場合です。

 ● 目のまわりを押すと痛む
 目のまわりの神経痛、眼精疲労です。

 ● 目の奥が痛む
 眼精疲労または副鼻腔炎などです。

 ● 目のはげしい痛みと頭痛がある
 まず考えられるのは、急性緑内障の発作です。そのほか、帯状疱疹が目の部分にできたときにもよく似たことが起こります。この場合は、目よりも、むしろ、頭の皮膚に強い痛みがあり、水泡ができます。

 ● まぶしくて痛む
 多くは、角膜に傷のあるときで、ごろごろする感じがあります。雪眼のときも同様の症状があります。

 ★ 目やにが出る

  目やにが出てかゆみがある
 これは、結膜炎のときに起こりますが、なかでも、子供に多い春季カタルという結膜炎は、かゆみの強いのが特徴です。

  目やにが異常に出る
 うみのような目やにがたくさん出るのは膿漏眼といって、淋菌によるものです。

 ★ 涙が異常に出る

  いつも涙が出る
 目から鼻へと涙の流れる道がありますが、これがどこかで詰まると、いつも涙が出ます。詰まった涙の道を広げればなおります。生まれて間もない赤ちゃんや、中年以後の女性にみられます。

 ● 異常にまぶしくて涙が出る
 これは角膜炎、虹彩炎などです。

 ● 目がしらから粘液やうみが出る
 慢性涙嚢炎の場合にみられますが、このうみの中には、化膿菌がたくさんいるので、この病気があって角膜に傷が出ると、匐行性角膜潰瘍となって失明することがあります。

 ★ 目が疲れやすい

 近視、遠視、乱視などの人が適当なめがねを使わないとき、目を動かす筋肉が左右の目でうまくバランスの取れていないとき、目になにか病気のあるとき、全身の衰弱があったときなどで起こります。

 職業や環境などで目を酷使するときは、病気がなくても目は疲れます。日常生活を無理なく整えることが大切です。




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