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むくむ
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 むくみは、血液の水分が、毛細血管の壁を通って血管外に漏れ、まわりの組織内にしみこんだ状態なのです。ですから、身体中のどこでもおこります。しかし、起こりやすいところは足と顔です。

 むくみが起こると、当然その場所がはれますが、指で押すと、指型のくぼみができるのが特徴です。足のむくみは、向うずねの内側を骨に向かって指で押すと、くぼみができるのでよく分かります。

 このくぼみは、間もなく自然になくなります。顔のむくみは、ことに目の周りに強くあらわれます。自分でも目がなんとなくうっとうしい感じがします。

 むくみがひどくなると、全身がむくみます。手や足はもちろん、頭の皮、背中やわき腹までむくみます。

 ★ むくみと病気(全身がむくむ)

 ● 足からむくみ始める

 心臓病のむくみは、まず足から起こります。手や足首の静脈が太く目立つようになるのも著しい特徴です。ひどくなると、足の甲や手にも顔にもむくみが表れます。肝臓もうっ血のためにはれて、右上腹部に突っ張るような重い痛みを覚えます。
 
 ● 顔からむくみ始める

 腎臓病のむくみは、多くの場合、顔から起こります。顔のむくみは、起床直後が一番強く、目の周りがひどくはれぼったくなります。腎臓病のうちでも、ネフ ローゼ症候群は、尿中に多量のたんぱく質を出すので、血液のたんぱく質が少なくなり、高度のむくみを起こします。栄養失調症でも、からだがむくみます。

 ● 平均してふくれる

 甲状腺機能低下症では、からだ全体がいちようにふくれ始めますが、最初に気付くのは顔です。この場合のふくれは、押してもくぼまないのが特徴です。

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 ★ むくみと病気(からだの一部がむくむ)

 心臓病や腎臓病などの特別な病気がないのに、わけのわからないむくみが足にあらわれる事があります。そのような場合は、足から心臓のほうへ戻る血液の通路である大腿静脈や腸骨静脈の障害が考えられます。

 手術、産後、長期の臥床などで、足の付け根の静脈に血栓性静脈炎が起こることがあり、それがおさまった後、内空が狭くなるのです。

 むくみが右足または左足にかたよっているときは、特にそのような可能性が考えられます。この種のむくみは心配ありません。

 ★ むくみと病気(老人のむくみ)

 老人は組織の目があらいので、むくみを起こしやすい傾向にあります。それで長時間足をぶら下げて腰掛けていたあとなどに、向うずねにむくみがあらわれる事がよくあります。

 これは病的な意味がないにで心配いりませんが、高血圧のための心臓病、動脈硬化のための腎臓病や、貧血など、むくみの原因となる病気が潜んでいることがありますから、一応注意が必要です。

 なかには、肉類を取ることをわざとひかえ過ぎて、血液のたんぱく質が足りなくなり、むくみを起こすこともあります。

 ★ むくみの処置

 一般に、むくみは元の病気の状態の悪いときにあらわれてくることの多い症状ですから、油断せずに治療を受けることです。


 まず原因の病気を確かめることが先決です。ただし特別な原因がなく、足に軽いむくみがあらわれる程度のものは、あまり問題にする必要はありません。

 むくみのある部位を高い位置に置きますと、むくみを軽くするのに役立ちます。足がむくむ人は、できるだけ足を横に伸ばしたり、いすの上にあげたりすると、むくみを減らせます。

 一般に、食塩を多くとりますとむくみが強くなりますので、控えることが必要です。水分はあまり制限する必要はありません。
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 病気を発見したりなおしたりするのはお医者さんですが、医師のいる病院へ行くかどうかを判断するのは自分自身。また、乳幼児がいる場合は親の責任です。それらを正しく判断できるようにするために、症状についての知識を持っておくことが必要となります。「症状でわかる病気」では身近に起こる症状を紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
 


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