眠りの異常,眠りの意義

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眠りの異常
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 ★ 眠りの意義と睡眠時間

 ● 睡眠のリズム
 眠りは、さめている間に消耗した脳の神経細胞の活動力を回復させる過程で、脳の働きを維持していくうえで不可欠のものです。

 そして覚醒・睡眠のリズムは、植物神経機能、内分泌機能などのさまざまな体内リズムの中軸をなしていて、乱れると、いろいろの身体的不調も起こりやすくなります。

 新生児は、さめては眠るという眠り方をしていますが、生後16週間目ぐらいから、昼は起きていて、夜間眠るという睡眠のリズムができています。

 ● 睡眠時間
 乳児は1日18時間、6〜10歳で11時間、14〜15歳で9時間、成人で6〜8時間といわれていますが、個人差がかなりあります。成長途上の子供に対しては、夜にじゅうぶんな睡眠をとらせることが必要です。

 また、いつ眠りが深くなるかによって、宵型と朝型がありますので、うまく眠るこつはこの点をうまくつかむことです。

 ● 眠れない
 眠りの異常の代表は不眠症ですが、それを細かく分けると、寝つきが悪い、眠りが浅く外的刺激で中断されやすい、早く目覚めて睡眠時間が短い、目覚めがよ くない、などの形に区別されます。

 気分がよく、張り切り過ぎている躁状態の場合は、不眠症があっても翌日に眠気が残らず、仕事にもさしつかえないことがし ばしばあります。しかしふつうの場合は、睡眠時間が少し短くても、翌日に響かないようならば不眠症ではありません。

 よく、夢見が多いことを訴える人がいます。健康な人でも一晩に数回夢を見ています。夢は見るか、見ないかではなくて、記憶されるか、されないかであって、夢見が多くても、翌日に響かないようなら、問題にしなくても良いのです。

 ● 不眠感がある
 周囲から見ていると、眠りの深さも時間もじゅうぶんなのに、本人には熟睡感がなくて、不眠を訴えることがあります。これは、神経症のときに、眠りにこだわりすぎて起こる不眠恐怖症であることが多いようです。

 ● 眠りすぎる
 不眠のあと、あるいは過労時に居眠りが出るのは、あたりまえのことだす。こういう事情に関係なく、時・場合をかまわず、短時間だけ眠り込むナルコレプ シーという病気があります。

 また、ふつうの眠りは強くゆすったり、つねったりすると目が覚めるものですが、それでもさめない場合は、単なる眠りではなく、 脳になにかの病気が起こっている意識障害です。てんかん、一参加炭素中毒、睡眠剤乱用、脳卒中などが、その原因として考えられます。
 
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 ★ 眠りの異常の処置
 
 ● 生活の中に原因を探る
 一晩くらいの不眠は、問題になりませんが、不眠、または寝つきに時間がかかることが続く場合、生活に無理がないか、精神的緊張がないか、就床の時間を一定にしているかなど、生活の条件をよく分析して、それへの対策を立てる必要があります。
 

 ● 眠剤は医師から
 生活の条件を調整してもなおらず、眠りの異常が続く場合には、医師に相談してみてください。単純な不眠症、神経症、からだの病気、精神病など、その原因 によって治療はいろいろです。よく、眠剤が利用されますが、眠剤も医師の処方に従って服用すれば中毒の心配はありません。

 ● 特に注意すべき場合

 意識障害の場合は、即刻、治療の必要があります。また、脳動脈硬化などのある人が夜間不眠で落ち着かないとき、精神病にかかったことのある人が不眠になったとき、眠剤や精神科の薬を処方されている人が眠り過ぎているときなども早急に医師に相談しましょう。
 

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