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食欲に異常がある
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 正常な食欲とは、標準的な体重を保ち、活発な活動を行うのに必要な食事に対する健全な意欲をいいます。しかもそれは、食事に対する充足した喜びを伴うものでなければなりません。


 ですから、食欲の実態は、年齢(成長期かどうか)、体格、身体機能、労働量など、身体的条件によって決まるとともに、その人の性格や生活態度、情操など、精神面からも深い影響を受けます。

 また、同一人でも、毎日の生活内容は変化していますし、食事のとり方にも変動がありますから、正常な食欲は常に流動的に変化します。

 食事に対する欲求のバランスが崩れること、それが食欲異常です。
 
 食欲が良いことは、「健康」のシンボルです。裏を返せば、食欲がないことは、「病気」のシグナルのようなものです。ほとんど全ての病気は、その経過や病状のどこかの時期に、食欲がなくなるものです。

 ですから、食欲がなくなるという症状は、あらゆる病気の共通症状のようなもので、食欲の悪さだけでは、どういう方面の病気か検討がつきません。
 
 そのうえ、正常な食欲のあり方は、人によってずいぶん違います。強壮な若い人の食欲は、まことに旺盛で積極的です。柔和な中年の婦人の食欲は、つつましやかです。
 
 どちらも、それは正常な食欲です。つまり、食欲の正常さの基準が人によって違うのです。この点を誤解すると、正常な食欲であるのに、異常だとして悩み続けるようなことが起こります。

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 ★ 急に食欲が悪くなる

 急に食欲が悪くなるのは、あらゆる急性の病気で起こりうることですから、それだけでは判断ができません。そこで、ほかにもっと特徴になる病状があるかないか、注意してみることが大切です。

 ● みぞおちの鈍い痛みや、重く押されるような不快感がある
 食欲不振にこのような症状が伴っていれば、胃の病気の可能性が強くなります。時には軽い吐き気があることもあります。中でも一番多いのは急性胃炎です。

 ● 上腹部の不快感が極端にひどい
 このような症状とともに、食欲がなくだるさがひどいときは、流行性肝炎を考えてみる必要があります。このときは、たいてい黄だんが起こりますから、白目の部分が黄色くないか、尿が異常に濃いかっ色でないか、注意して観察します。

 ● 急に発熱して食欲がなくなる
 熱の出る病気にかかると、多くの場合食欲が悪くなります。

 ★ かなり前から食欲がない

 本来、食欲があまりない積極的でない人はよくいます。それで、体重がだんだん減ることもなく、詳しく調べても病気がなければ、とくに心配はいりません。

 ● 胃のもたれ、ゲップなどがある
 慢性的に食欲がなく、このような症状が見られるときは、慢性胃炎が考えられます。慢性の便秘や貧血、胃がんなどもしばしばこのような症状を示します。

 ● 胸やけがある
 胸やけがして疲れやすく、食欲がないときは、慢性肝炎などが考えられます。

 ★ 食欲が異常に進む

 
 ● 多尿とともに食欲が異常に進む
 この場合は、糖尿病が考えられます。

 ● 食欲はあるがしだいにやせてくる
 この場合は、甲状腺機能亢進症の初期によく見られます。
 
 ★ ある時期から食欲が確かに変わる

 それほど急なあらわれ方ではないが、たとえば1〜2ヶ月来、食欲が確かに悪くなった、あるいは食欲お好みがはっきりと変わったという場合は、なにか病気があると考えなければなりません。

 それがどんな病気かわかりません。いえるのことは、徹底的に診断を受けなければならないということです。
 
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 病気を発見したりなおしたりするのはお医者さんですが、医師のいる病院へ行くかどうかを判断するのは自分自身。また、乳幼児がいる場合は親の責任です。それらを正しく判断できるようにするために、症状についての知識を持っておくことが必要となります。「症状でわかる病気」では身近に起こる症状を紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
 


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