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呼吸の異常
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 ★ 呼吸に異常がある

 呼吸とは、胸筋、横隔膜、腹筋による呼吸運動、それによる胸郭に拡縮で起こる肺ののび縮み、気道内の空気の通過、肺胞内への空気の取りこみ、肺胞壁と毛細血管壁とを通してのガスのやり取り、血液のガスの更新、呼吸中枢の支配などの各過程を総合した物です。

 これらの過程のどこかが故障すると、呼吸の異常がおこります。たとえばポリオ(小児麻痺)で筋肉が麻痺したら、呼吸運動ができなくなります。

 ★ 坂道を上がったりすると息苦しくなる

 坂道や階段を上がったり、重いものを運んだりするとときだけ呼吸が速くなって息苦しさを感じるときは、軽い心不全や貧血が疑われます。

 ★ 高熱が出て呼吸が苦しくなる

 高熱が出て、呼吸が速く浅くなる場合は、肺炎の疑いがあります。やや長い経過(1〜2週間)でこのような現象が起こったら、重症の肺結核の可能性もあります。そのほか、急性気管支炎、細気管支炎、肺化膿症、胸膜炎でも、熱と呼吸困難があります。
 
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 ★ 呼吸がしにくく肩で息をする

 呼吸困難の程度が強くなると、肩や首の筋肉まで使うようになります。このような呼吸困難を起こす病気に、一般に心臓喘息といわれるものがあります。夜間就寝中、急に起こることが多く、苦しくて起き上がり、床の上にすっわて呼吸するようになります。ぜんそくも、しばしば夜間に発作が起こります。

 ぜんそくでは、細い気管支のけいれんのために空気がそこを通過しにくくなり、さらに粘っこい胆がからむため、いっそう通過を妨げられます。息を吸うときは比較的容易ですが、息を吐くときに時間がかかって苦しみます。

 肺気腫や肺水腫でも、強い呼吸困難を起こします。気道の太い部分の障害、たとえば太い気管支が肺がんで押されて狭くなったような場合も同じです。このようなときは、息を吸うとき非常に苦しくなります。

 ★ 深く速い呼吸と浅く遅い呼吸が交互に起こる


 その間に、無呼吸の時期が入るものをチェーン・ストークス呼吸といって、老人の場合とか、重い病気の末期などに見られます。

 ★ 不安におびえた表情で呼吸困難が起こる

 ヒステリーでびっくりするほどのひどい呼吸困難を起こすことがあります。速く深く、ひどい誇張された呼吸のしかたで、表情も不安と苦悩におびえきっています。

 ★ 呼吸困難の手当て

 幼児が遊んでいるとき、あるいは老人がものを食べているとき、突然息ができなくなって苦しみ出したら、ものがのどに詰まったのですから、急いでのどの奥に指をつっかんで、詰まったものを引き出さなければなりません。

 ポリオの呼吸困難や溺水(できすい)や頭の外傷のときの呼吸困難などでは、人工呼吸をしながら、早く医師の助けを求めなけれがなりません。

 貧血のための呼吸困難は、貧血を起こしているもとの病気をなおすのが先決です。心不全による夜間の呼吸困難は、上半身を高くして和らげます。ベットならさらに足を下にぶら下げると、いっそう楽です。

ぜんそくの呼吸困難は、ぜんそくそのものの専門的な治療をすすめるほかありません。

肺気腫の呼吸困難には、呼吸運動をスムーズにする体操や、深呼吸を励行することが最高です。多くの呼吸困難は、酸素吸入で楽になりますが、これには医師の指導が必要です。
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 病気を発見したりなおしたりするのはお医者さんですが、医師のいる病院へ行くかどうかを判断するのは自分自身。また、乳幼児がいる場合は親の責任です。それらを正しく判断できるようにするために、症状についての知識を持っておくことが必要となります。「症状でわかる病気」では身近に起こる症状を紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
 


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